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青少年喫煙防止フォーラム イン 新庄

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子どもたちのすこやかな成長のために

シンポジウム

1)警察の立場から

    県警本部少年課上席少年補導専門官 岩瀬栄子

        県内での喫煙による補導状況

 合計 小学生 中学生 高校生 その他 有職    無職
平成12 1646  1 67 838 67 322+351
平成13   1237 53 584  35 262+303

         対策

            国税庁などとの未青年へのタバコ販売禁止

            学校や少年補導協助員 などとの連携

            違反業者への取り締まり   地区への広報

2)教育の立場から

    舟形町舟形中学 養護教諭  高山みつる

    舟形町での「喫煙防止指導全体計画」を紹介

        小学校4.5.6年   中学全部   (3年間継続した)

    計画のポイント

        自己決定能力 と 自己肯定感 を大切に

            行動選択できる力を

        吸わない気持ちを形成する

        自ら考えて結論を出す  吸わない雰囲気作りを

    指導案

        4年生    「がん」って何?

        5年生    たばこで失われるもの

        6年生    タバコの3大成分

        中1生    3997種類の化学物質とその影響

        中2生    なぜタバコを吸うのか

        中3生    喫煙と大人

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組織的な非常にまとまった取り組みで、年間1時間づつ中学との連携が取れている点など非常に考えられた計画。舟形地区の取り組みを、他地域にも広げるにはどうしたらいいのかという視点での教材の見直しやカリキュラムの共用化などが待たれる。

3)行政の立場から

    戸沢村教育委員会  教育長  阿部和生

 役場の分煙始まった

 児童の前では吸わないように指導することから始めたい

 地区などを巻き込んだ指導をしていきたい

4)医療の立場から

    東北中央病院  大竹修一

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中高生のための禁煙外来の実践から

    公立学校共済組合 東北中央病院 禁煙外来 大竹修一

    otake @otake.org      http://www.otake.org  023-623-5111

    山形県喫煙問題研究会 http://members.tripod.co.jp/smokefree/

はじめに

                   未成年者の喫煙経験率は753  (高三で55.6%、高一で47.7%、中一で29.9%

                   吸い出すとすぐに依存症になる 止められないのは大人も子供も同じ

              未成年の喫煙を「精神論」で解決してはいけない

                   未成年者の喫煙も「ニコチン中毒」という立派な病気    病気には「きちんとした治療」が必要

                   今年度から受診の枠を大人と分けて対応している

事例

                   ■中学校3年女子  かわいらしい、ごく普通の女の子に見える。

小学校56年のときに、父親のタバコをいたずらで吸った。中学になって自分で買って吸うようになった。止めたくても止めれない。部屋で隠れて吸ったり、学校でも吸っていた。教師に見つかり注意される。教諭の勧めで来院。一日10本程度。止めるとイライラする。最初は、母親と来院。事情を聞いて、パッチの使用を勧めた。家族では父親のみ喫煙。次回は父親と一緒の禁煙外来受診をお願いした。

2回目(1週後)、母と父と娘と3人で受診。1週間の禁煙継続成功。短時間でパッチも要らなくなった。一緒に来院した父親へのカウンセリングを行って、「子供の禁煙を継続するには父親の禁煙が是非とも必要」と説得してパッチを用いた禁煙をスタート。

3回目(3週後)、父と娘と一緒に来院。ともに、禁煙継続できている。父は、「もっと苦労するかと思ったが、ほとんど苦しまないで禁煙を継続できている」と。父親のほうが、むしろ、ニコニコしている。

4回目(5週後)。父のみ来院。禁煙継続できている。「子供と話をできるようになったのが一番うれしい。今までは自室に入って何をやっているのか、話もしなかったが、禁煙をスタートしてから通院のときや茶の間でもいろいろ話をするようになった」と。

       中学3年  

小学校の時から喫煙。家族では父親と兄弟が喫煙者。家族のタバコを吸ったのが最初。「いつもタバコは目の前にあった」。中学校になって自分でも買って吸った。親は知っているが、強く注意はされない。担任の勧めで来院。

一人で来院。母は車に待っていると。禁煙するのは、「スポーツで負けたくない」というのが最大の理由。「タバコを吸って走ると息が切れるのが良くわかる」。お金もかかるし、止めたいんだけど続かない。

パッチで禁煙をスタートしたが、吸いたい気持ちは強かった。貼っている間は吸っていけないと言われたので我慢した。止めると体調がいいのがわかると。スケジュールどおりにパッチを減らして禁煙を継続している。高校へ進学してからも「タバコ吸っていない」と。

       高校1

スポーツクラブの仲間と一緒にタバコを吸っているところを見つかって謹慎処分中。顧問の先生が、禁煙外来へグループ5人を連れて外来へ来た。5人一緒に外来。謹慎処分中でもタバコは止められないと。「半日吸わないと、いらいらして切れる」と。学校では男子のほとんどは吸うと。家庭では、自分以外、みんなが吸う家庭もあり、禁煙外来へは仕方なく来たと。とりあえず、パッチでやってみることに。つれてきてくれた教諭も喫煙者で、タバコを吸いに行ったとのこと。  3回の外来をしたが、数日続けるのがやっと。「いつまでここに来なくてはならないか」と。親も協力的ではないと。汗をかいて、パッチを貼っていられないこともあり、お金のこともあって、一時中断。

集団で指導するときには、うまく行かない生徒に引っ張られて全員がうまくいかなくなることがあるようだ。 

>>まとめ<<

中高生でもニコチンパッチ、ガムは有効

指導の際に、親の協力があればうまくいくことが多い

成功率は、大人の半分以下。友達や環境にひきづられる

           再喫煙も多く、一生、タバコと向かい合う生き方を求められる

規則で縛ってもうまくいかない。

学校全体がタバコに厳しい体制になって大人が変わらないと、子供は変われない